年々盛り上がりを見せる「チニングゲーム」
「茅渟の海」とも呼ばれた大阪湾で古くから釣りのターゲットとして親しまれてきたチヌの釣り方を、現代風にアップデートされた釣り方が、ルアーでチヌを狙う「チニング」です。
チニングは、「ルアーで」「手軽に」「誰でも」釣れるようにアップデートされた釣りとして最近チニングと言う言葉もよく耳にするようになってきました。
タピヨタボートガイドでも大阪市内から最も手軽に釣りの醍醐味を味合わせてくれる好ターゲットとしてチヌ釣りをご紹介しています。
そんなチニングゲームですが、タピヨタグランボートクラブの中でもチニングのエキスパートであるtaichi69nzが「チニングのいろは」を【チニング大学】として動画でまとめてくれています。
狙い方や必要となるタックル、ポイントの探し方やキャスト方法から合わせ方まで徹底解説してくれています
フリーリグチニングについて
最近にわかに注目を集めている「チニング」結構流行っている釣りともいえます。
テレビなどでも紹介されることがありますが、フリーリグチニングは比較的新しい釣りということもあり、実際に釣ったことがある人はまだ少ないのでは!?
今回ははじめの1匹を釣ってもらうようなフリーリグチニングのイロハをお伝えしていきます。
フリーリグのタックルについて
ロッド | 丘(岸釣り)なら7フィート(2.13m)、船(沖釣り)なら6フィート前後のMLロッド 先調子でハリのあるベイトフィネスロッドが使いやすい |
リール | 正直なんでもいい 20000円以上のものならトラブル少ない 個人的オススメはカルコンbfs |
ライン | pe:0.8号 |
リーダー | 16ポンド(4号)くらい |
ロッドについて
フリーリグタックルは誘いの特性上、ボトムを頻繁に叩いたり、アタリを即座に合わせる必要があることから、ロッドが重要。
最近ではダイワなどからチニング専用ロッドも登場しています。
ベイトフィネスというカテゴリーのロッドが多いバスロッドも代用可能です。
リールについて
ベイトでもスピニングでも可能。5g~10gという軽量な仕掛けを遠投する釣りなので従来ではスピニングが使われてきたが、近年浅溝スプールといった「ベイトフィネス」専用ベイトリールが登場してきたことからチニングシーンでベイトリールが使用されることも多くなってきています。
Taichi69nzのタックルを紹介
ロッド | レジッドデザイン ワイルドサイド WSC610L + |
リール | カルカッタコンクエスト BFS |
ライン | よつあみ ジーソウル 0.8号 |
リーダー | シーガー 4号 16ポンド |
フリーリグチニングのおすすめルアーについて
フリーリグチニング おすすめワーム/セッティング
ワーム | ケイテック クレイジーフラッパー強し ホッグ系、毛虫系、シャッドテール系 |
フック | 1か2のオフセット推奨 |
シンカー | タングステン推奨 3-10gくらい ※シンカーロック(ウキ止めゴム)必須 水深+3g ぐらい |
紹介されていたフリーリグチニングの鉄板ルアー
クレイジーフラッパー(KEITECH)
ドライブホッグ(O,S.P)
シルバーウルフ アーバンシュリンプ(DAIWA)
フック
バス釣り用のオフセットフックが推奨とのこと。
思った以上にサイズ感は大事で、サイズ感が合ってないとバイトがあっても乗らなかったりバレたりの原因になることもあります。
シンカー
シンカーロックがなぜ大切かというと、フリーリグチニングの原理が、
「荒目の地形のポイントのボトムをズル引き&ボトムパンピングして釣る釣り」だから。
シンカーがまずボトムに着底し、フックがシンカーよりも上部に座することで、荒いボトムでも根掛かりすることなくアクションやズル引きが可能になります。そしてこれが従来の餌釣りやチヌ釣りでの釣法ではできなかった釣果をもたらすことに。
釣法の原理を理解することが釣果に結びつくコツかも
フリーリグチニングポイントの選び方
フリーリグチニング ポイントの選び方
フリリグチニングは、ボトムズル引きかボトムパンピングさせるのがルアーアクションの基本です。あまり水深が深くてもボトムのズル引きはしにくいですし、あまりに浅すぎてもボトムの釣りが不可能。とはいえチヌは思いの外浅いところにつくことが多いです。
岸壁でも思ったよりも浅いところでイガイなどを啄んでいる姿が見られると思います。
動画内で強調していた部分で、何よりポイントは
「水深50センチの浅瀬と水深3メートル以上の場所が隣接している場所」
さらに底の材質は、石やコンクリートなどのハード(硬め)のボトム(底)が良いそうな。
日本の河口や港湾部によくあるようなこんな地形がおすすめ。
潮の満ち欠けの影響が海と同じように受けるところがよいそうな。
フリーリグチニング 釣れるタイミングについて
①朝マヅメと夕マヅメ 明るさの変化
②潮が少しでも流れる時間 酸素量の変化
③水深50センチあるかないか 水深の変化
④水温が12度以上 水温の変化
魚全般いや動物全体にもいえるかもしれませんが、太陽光の変化のタイミングでテンションがかなり変わるものです。朝なら朝日が出た瞬間に魚の活性は高くなります。
流れでいくと、チヌは流れ(潮)のないタイミングでも釣れることはよくあるものの、
潮の変化のタイミングで食いのスイッチが入ることもよくあります。
あとは、先ほど説明した浅瀬→3Mの場所といった水深の変化もチヌがよく釣れるタイミング(ポイント)として頭に入れておきましょう。
朝マヅメと夕マヅメにチヌ、その他の魚が釣れるのは「光量の変化」に魚の活性が上がるからです。
ちなみにチヌは水温が12度以上が食いの活性が上がるタイミング。大阪湾だと真冬の水温は8度ぐらいになることがあります。初心者の方は適水温になる5月~6月ぐらいから始めるのがおすすめかもしれません。
[問題]この潮周りだと何時ぐらいにポイントに入るのが良い?
5時くらいにポイントに入って上潮かつ光量の変化も起きる7時くらいを集中して釣りたいなと思います。さらに下げのタイミングで9時から11時も食いが立つのではないかと思います。
フリーリグチニング ルアーの選び方
①光量と濁りでアピール力を調整する
ルアーカラーと水押しの強さ
②水深のと流れでシンカーの重さを変える
③ルアーチェンジよりも場を休ませる
魚紹介でもよく言われることですが、チヌは警戒心が強い魚として有名です。
ですので、チヌがいるポイントからできるだけ離れつつキャスト可能なところに入るのがポイント。また何度か船を付け直したりポイントにルアーをキャストしても釣れない時には
何度も繰り返すよりも少し時間をおいてポイントを休ませてから釣りを再開させることで釣れることになります。
釣りの上手い人は、「良いタイミング」「良いポイント」に入る(キャストする)ができている
のだと思います。
実際にフリーリグチニングを行う際に念頭におきたいこと(まとめ)
①ポイントに近すぎない
ガイドや船長の大事な仕事で、事前にしっかりと釣れるポイントを把握しておくことが大事でうs。
②着水音はできれば少なく、遠く
チヌは警戒心の強い魚。影だけでも逃げ出すこともあるので、キャストの時の着水音に注意しいきまよう
③石にしっかり当てる
「ボトムをしっかり取る」ことのできる重さや逆に重すぎて石の感触がわからないタックルバランスになっていないかどうかが石にしっかり当たっている感触がとれるかということでわかります。
④ステイをきっちり入れる
魚全般ですが、ルアー釣りはナチュラルな動きを演出するため、ラインをあまり張らないという感覚を持つことが大事です。
⑤当たったら即アワセ
チヌの特徴はアタリがあった際は「即合わせ」を行います。
オフセットフックにはいくつか種類がありますが、口のサイズにあった1または2番が推奨です。
チヌの釣り方「コン:つ」「バシツ」地合わせるチヌ釣りがたまらないんです〜
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